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3姉妹ママ放射線技師がマンモグラフィー認定取得したけど、更新がなかなかハードな件。

どうもこんにちは。manaママです。

3姉妹ママしております。

現在育児休業中ですが、

放射線技師という仕事を生業としております。

放射線技師と認定技師

で、放射線技師ってどんな仕事をするかというと、

メジャーなところでいうと、レントゲンですね。

1度は撮ったことあると思います。

他にも透視、CT、MRI、RI(骨シンチやPETなど)の画像検査と、

放射線治療、IVR(放射線ガイド下の治療:カテーテル治療など)を担当します。

それらの機器管理、線量管理もお仕事です。

画像管理もやらされがち。そんなに詳しくないのに(笑)

放射線を扱うのは、

医師、歯科医師、獣医師、放射線技師のみ。

選ばれし職種だと自負しております。

が、しかし、

実際病院での地位はスイッチマン。

ボタン押してるだけの最下層だと思われてます。

放射線技師っていうのは国家資格で、

それだけ持ってれば、まぁ放射線を扱えるので、

とりあえず仕事には困らないのですが

放射線技師の担当するそれぞれの部門に認定技師っていう制度があります。

それを持ってるから給料が上がるでもなんでもないんですが、

患者さんに良い医療を提供するために、

一生懸命勉強して専門知識をより深めて現場に生かしていくわけです。

(ほんとは給料上げてほしいw)

で、私の場合、マンモグラフィ認定とMRI認定を子育てしながら取得しました。

今回はマンモグラフィ認定の話を。

またそのうちMRI認定の話もしますね。

検診マンモグラフィ撮影放射線技師認定とは

マンモグラフィご存知でしょうか。

乳ガン検診でやるアレです。

痛いやつ。

アレもX線を使うので、放射線技師か医師が撮影します。

女性のガンで罹患数が最も多い乳ガン。

早期発見で比較的治りやすいガンでもあるので、

死亡数では5位。(2017)

早期発見のためには検診でのマンモグラフィが有効とされています。

で、そのマンモグラフィの勉強をたくさんして、

講習も受けて、認定試験に合格するとマンモグラフィ認定技師となります。

勉強する内容は、

撮影法、品質管理、線量管理はもちろんのこと、

乳腺の解剖、病理、読影、治療など。

撮影の仕方次第で、

正常なのに病気のように写ってしまったり、

逆に病気をうまく写真に写し出せなかったり。

大抵、次の検診は1年以上先になるので、

もしうまく病気を出せなかった場合、

本人が途中でしこりなどに気づかない限り

1年間放置されることになってしまいます。

つまり、撮影技師の腕、読影医師の目が重要になります。

そこで、日本乳がん検診制度管理機構が独自に基準を設けて、

認定技師、認定医師、認定施設を定めます。

きちんと講習を受けて、一定以上の知識と技術を持っていますよー。

しっかり機器管理、線量管理してますよー。

という認定をするわけですね。

認定取得もハード

このマンモグラフィ技術A認定を次女が2歳の時に取得したのですが、

まず取得のために2日間の講習と試験。

その他、必須ではありませんが、年数回の勉強会参加。

試験もなかなかの難易度なので、

割としっかり勉強しないと合格できません。

これを家事育児仕事しながら。

まぁ、なかなかハード。

で、給料上がらない。

勉強会はもちろん自費。

モ、モチベーションはどうやってあげれば?

全ては受診者様のために〜。

母さん頑張ってますよ〜。

スイッチマンと呼ばないで〜。

痛くても怒らないで〜。

しっかり写したくて引っ張り出してるの。

病気と正常間違えないように圧迫してるの。

薄くなれば被爆量も減るの。

少し話が飛びますが、

高濃度乳腺といって、若い人とか乳腺が張ってる人で、

撮影が難しいだけでなく、

うまく撮影できても病気が見つかりにくい人がいます。

この場合、超音波検査など、他の検査を並行して受ける事をお勧めします。

超音波検査は痛くありません。

もし腫瘤があった場合は血流の有無なども分かります。

いいことだらけのようですが、

乳がんに見られる微小石灰化を検出しにくかったり、

検査担当者がリアルタイムに小さなプローブを動かしながら

病変を探すので、見落としが発生する、

担当者の腕に左右されるというデメリットもあります。

ちなみに乳腺超音波の認定っていうのもあります。

更新もハード

で、大変な思いしながらもA認定取得したはいいけど、

5年を超えない期間毎に更新しないといけないんです。

機械も新しくなるし、知識を更新していく必要がありますからね。

もちろん、5年の間にも勉強会やら講習会やら。

更新の際は自分が撮影した写真も評価対象なので持参します。

試験もあるので、再度勉強。

忘れてることもいっぱい。

この更新が、今回育休と被ってしまいました。

生まれて数ヶ月の娘を旦那に託して

泊まりで更新試験受けにいく?

いやー厳しい。

そもそもマンモ撮影してないから写真持っていけないし。

(写真持参なしで、筆記試験と読影試験のみで受験も可)

出産に伴う救済措置ないの??

マンモ認定持ってるのほとんど女性だから、

同じような人いるはず!

って調べたら、

日本乳がん検診制度管理機構のホームページに

母子手帳の出産日のわかるページのコピー提出で、産後1年半まで更新期間を延長できる

と書いてありました。

ありがたや。

もう更新やめようかと思ってたけど、

来年頑張ることにしました。

前の方でも書いているように、

法律的には、マンモ認定持ってなくても、

見よう見まねでも、

上司に教えてもらっただけでも、

技師免許さえ持っていれば撮影可です。

そんな中で、

母さんせっかく頑張って認定取ってるから、

もうちょっと認めて欲しいな。

と、ここでぼやいても仕方ないんですが。

ぼやくだけぼやかせて。

では、今日はこの辺で。

私のお仕事紹介と、子育てしながらの資格取得や更新は大変だって話でした。

私の経験が皆さんのお役に立てますように。

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