みなさんこんにちは。
manaママです。
マンモ試験本当にあるのかなー。
今の状況じゃ、病院から東京や大阪に行かせてもらえる気がしない。。
でも、今のところ中止の予定はなさそうなので
やります。
今回は受診者さんにも役に立つ情報もあると思うので
みなさん読んでってくだされー。
参考図書は変わらず
マンモグラフィによる乳がん検診の手引き─精度管理マニュアル【電子版付】
です。(全部Amazonで買えます)
撮影機器
撮影機器の仕様に関する内容の続きですね。
めんどくさくなってきたので、
端折りまくります。
受像器やカセッテ、読み取り装置は適切なものを使う。
そりゃそうだ。
シャウカステン(フィルム診断)
高輝度(3500cd/㎡以上が望ましい)
輝度調節機構付き
※読影環境:照度は50lx以下
モニタ(モニタ診断)
マンモグラム観察に必要性能を備えたもの
撮影法
撮影情報・条件の表示
施設名、受診者名、ID、検査日、マーカー(R-MLOなど)、撮影者名、
撮影条件(ターゲット/フィルタ、kV、mAs、圧迫厚、圧迫圧)
撮影前準備
手指消毒、機器の清拭を受診者ごとに行う。
検査内容の説明。
更衣。
パウダータイプの制汗スプレー等は拭き取ってもらう。(アーチファクトになる)
髪は束ねる。
乳房圧迫
圧迫のメリット
解像度・コントラスト向上、ボケの減少など画質向上
読影可能な濃度行きへの適正化(黒飛び白飛びを無くす)
被曝が減る
と言う訳で、痛いとは思いますができるだけ耐えていただきたいところです。
圧迫の目安
耐えられる最大限の圧迫。
最大圧迫厚は120~140Nを目安に。
耐えられない時は遠慮なく言ってください。
もうしばらく受けたくない!とならないように。
緊張してるとうまく広がらないし痛いので、
できるだけリラックスしてもらえるよう
私は会話を大事にしています。
前回よりしっかり圧迫できて、
「前回より痛くなかったわ♪」なんて言われると
心の中でガッツポーズしちゃいます。
ポジショニング
リラックスした状態で可動組織(乳房外側下部)を
固定組織(内側上部)に寄せることで
ブラインドエリア(マンモグラムに映らない範囲)を少なくできる。
MLOが標準撮法(脇を台の角にのせて斜めに挟むアレ)が標準撮影法で、
CC(水平な台に乳房乗っけて上から押さえるアレ)は
MLOでブラインドになりやすい内側上部を補完する目的で撮影する。
乳腺組織が最大限に描出されるように
引っ張って押し広げる。
しっかり台に押し付けたまま手を圧迫版に置き換えつつ抜く。
適性圧まで圧迫。
障害陰影の確認。
MLOの合格基準
左右対称。乳頭がprofileに出てる。大胸筋が乳頭レベルまで描出。
乳腺後隙の脂肪組織が描出(乳腺が切れてない)。
inframammary foldが伸びている。皺がない。
CCの合格基準
左右対称。乳頭がprofileに出てる。
内側乳腺が切れず、外側もできるだけ入ってる。(MLOの補完だから)
胸壁深くまで入ってる。皺がない。
独り言。
結構難しいんです。
完璧100点って画像は私レベルの小童だと20回に1回くらい。
ちょっと左右ずれたり、
大胸筋が入り足りなかったり、入りすぎたり。
乳腺が均一に広がってなかったり。
まだまだだなぁ。
もっと勉強して経験積んで上手くならねば。
頑張ろう。
ではでは、今日はこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
今日は、割と上手くまとまった気がする。
次回は品質管理です。
試験によく出るのに苦手なところです。
頑張るぞー。