みなさんこんにちは。
manaママです。
マンモグラフィ撮影技師認定更新試験が
コロナで延期になって全然勉強する気になれなかったんですが
年明けから再開するようなので(再延期になる気もする)
また勉強再開します。
参考図書は変わらず
マンモグラフィによる乳がん検診の手引き─精度管理マニュアル【電子版付】
です。(全部Amazonで買えます)
マンモグラフィ検診の実施方式
実施方式の分類
1施設方式(A)
マンモグラフィ撮影に引き続き同一施設・機関で読影を同時に実施する。
例)
施設検診の場合は検診センターで撮影し、その検診センターに医師が常勤または派遣。
出張検診の場合は検診車で撮影し、検診会場に読影医を派遣。
2施設方式(B)
マンモグラフィ撮影の後、別の施設・機関で読影を実施する。
例)
乳房X線装置を備えた医療機関(かかりつけ医など)で撮影後、
別医療機関にマンモグラフィを持参し、別医療機関で読影を実施する。
実施の条件
1施設方式(A)を原則とする
検診マンモグラムをダブルチェック(二重読影)する
ちなみに私は両方の方式の施設で働いたことがありますが、
読影医が撮影したその場でマンモグラフィを読影する検診施設には当たったことがありません。
今までの施設は数日分をまとめて読影するパターンばかりです。
精密検査の場合はどの施設でも撮影した直後に読影がなされていました。
撮影機器
構成
⑴デジタルマンモグラフィシステム(デジタルシステム)
X線装置
X線高電圧装置、X線管、絞り、付加フィルタ
撮影台、支持台、ブッキー、圧迫板、(拡大撮影用アダプタ)
CRシステムまたはDRシステム、画像処理装置
画像表示システム
モニタ
イメージャ、シャウカステン
⑵アナログマンモグラフィシステム(アナログシステム)
X線装置
X線高電圧装置、X線管、絞り、付加フィルタ
撮影台、支持台、ブッキー、圧迫板、(拡大撮影用アダプタ)
スクリーンフィルムシステム
画像表示システム
自動現像機、シャウカステン
アナログシステム(フィルム)の施設なんてほぼないと思います。
なんせフィルム生産がどんどん終了して、フィルム価格がどんどん上がってるので。
デジタルフィルムすら生産減って高くなってるのにアナログシステムなんて、、、
でも試験に出るので一応覚えます。
使わないのに。脳の記憶領域の無駄遣い。(失言)
性能
電源設備:X線装置の要求仕様を満たす。(そりゃそうだ。)
X線装置
再現性
X線出力の変動係数(C)が0.05以下
C≦S/X (S:標準偏差 X:平均値 ※10回測定時)
直線性
臨床で用いる管電圧範囲において、
管電流時間積で得られる線量の比(mGy/mAs)が次式を満たす
|X1-X2|≦0.10(X1+X2) ※10回平均
X線高電圧装置
インバータ式
照射条件の設定と表示
少なくとも25kV~32kVの範囲を1kV以下で調整可
mAsをマニュアル設定可
X線照射条件を照射前に表示(AEC作動時を除く)
AEC作動時は照射後に実際のkV,mAsを表示
焦点、ターゲット、フィルタ選択と表示
照射前に選択された焦点、ターゲット、フィルタを表示する。
フルオートで焦点、ターゲット、フィルタが選択される場合は
照射後に実際の焦点、ターゲット、フィルタを表示する。
ちなみに、私の施設では拡大撮影はしないので常に大焦点で
乳房厚や前回画像を元にkVとターゲットフィルタを設定し、
mAsはAECを使いセミオートで撮影します。
AEC
均一な材質のファントムを用いた照射で出力の再現性が良い
AEC検出器は移動可能で、その位置を操作者が見える箇所に表示する
受像部およびAEC検出器は線質(管電圧)依存性があるので補正する機能を有する
アナログシステムにおいては長時間の照射で相反則不軌となるため、
照射線量の調整する機能を備える。
X線管装置と付加フィルタ
撮影に適したターゲットと付加フィルタの組み合わせが選択可能
線質(第一半価層:HVL)について
圧迫版除去時のHVLは
測定管電圧(kV)/100 ≦ HVL(mmAl)
の式を満たすこと。(被曝低減)
満たさない感電圧に対しX線照射を停止するインターロックを備える。
アナログシステムにおいて、
圧迫版透過後のHVLは
HVL(mmAl)<測定管電圧(kV)/100+C
(Cはターゲットフィルタにより異なる)
の式を満たすこと。(画質担保)
焦点サイズ:大焦点0.3mm、小焦点0.1mm(公称値)が多い
X線装置の放射窓はX線吸収の少ないBe窓
X線撮影台
Cアームの動きは仕様範囲の全ての位置で固定される。
電源のON/OFF等によって固定が解除されない。
焦点位置は胸壁側ギリギリ。(ブラインドを無くすため)
絞りは受像面ギリギリいっぱい広がるように。
照射野ランプは最大SIDで100lx以上。
散乱線除去のため移動グリッドを使用する。
拡大撮影時はグリッドを除去できる。
乳房圧迫操作はフットスイッチで操作可能にする
少なくとも150Nの加圧ができ、200Nは超えない。
70N以下での加圧調整ができる。
圧迫圧の表示誤差は±20N
圧迫版は丈夫でX線吸収が少ない素材を使用。
圧迫板の胸壁立ち上げ部が受像器に描出されない。
緊急時、速やかに圧迫解除できる機構を備える。
FPD以外では
AECでmAsを制御する場合、
圧迫板の入射面上にAECの大きさと位置を表示する。
被写体とX線受像器の間の物質はX線吸収が少なく強度の高い
CFRPなどを用いる。
って、販売されてる装置ってこの性能満たしてるのが基本なのに
なぜこれを覚えるのか。。。。
おっと。心の声が。
こんなこと言ってちゃダメだ。
頑張ろ。
はい。今日はここまでです。
まだ制度管理マニュアルの19ページまでしかいってない。
細かくやりすぎかいな。
まとめれてないか。
次回からもうちょいペース上げていきます。
では。私の経験が皆さんのお役に立てますように。