みなさんこんにちは。
manaママです。
マンモグラフィ撮影技師認定更新を前に、
重い腰を上げて勉強はじめようと思います。
マンモグラフィってのは乳がん検診で
乳房を板で挟むアレです。
痛いと噂のやつです。
それの精度管理、撮影技術、読影技術なんかを
とある機構が判定して合否認定してるんです。
一応最高評価のA認定をいただいているんですが、
これが5年毎の更新制でして。
講習受けて、まあまあ難しい試験を再度受けて
合格できたらめでたく更新というわけです。
今回、更新するにあたって
ノートにひたすら勉強するのも良いのですが、
せっかくなのでブログにまとめていこうと思います。
参考図書は
マンモグラフィによる乳がん検診の手引き─精度管理マニュアル【電子版付】
です。(全部Amazonで買えます)
自分の勉強用に自分に分かる言葉で書いていきます。
ご容赦ください。
乳がん検診のガイドライン
対象:40歳以上
実施回数:2年に1回
検診方法:マンモグラフィ(乳房X線)による検診が原則
↑これよく聞かれるんです。
何歳まで受ければ良いの?とか(上限はない)
どのくらいの頻度で受ければ良いの?とか(2年に1度)
痛いんだけどエコーじゃダメなの?とか。
(毎年マンモを受けてる人に対しては1年毎にエコーと交互に受けては?と提案してます)
視触診は死亡率減少効果が十分でなく、精度管理も困難なため推奨しない
視触診をする場合はマンモグラフィを併用する
超音波検査(エコー)は高濃度乳腺(デンスブレスト)に対し
マンモグラフィと併用した場合マンモグラフィ単独より感度が高い
特異度が低くなる、検診実施体制の問題などがあり、
対策型検診として導入するにはまだ検討が必要
近年高濃度乳腺の判定基準を国際基準に合わせることになり、
不均一高濃度も高濃度乳腺に含まれるようになりました。
ということは、50歳以下の多くの日本人が
高濃度乳腺(デンスブレスト)となりますね。
問診内容
乳がん家族歴、既往歴、月経(初経・閉経時期等)、
妊娠・出産・授乳歴、乳房の状態(しこり、くぼみ、ひきつれ等)、
過去の検診受診状況等
マンモグラフィ検査内容
基準を満たした機関において、両側乳房に対しMLO撮影
40歳以上50歳未満の対象者にはCC併用必須
読影は適切な環境下で二重読影
検診結果
精密検査の必要性の有無を速やかに
検診記録
氏名、年齢、住所、過去の検診受診状況、検診結果、
精密検査の結果、治療の状況等を記録する
乳がん予防のための指導
定期的なマンモグラフィ受診
日常の自己触診の重要性、方法
異常があった際の速やかな受診
等について啓発普及に努める
施設基準
装置が日本医学放射線学会が定める仕様基準を満たし、
線量(2.4mGy以下)、画質基準を満たすこと
規定の講習会を終了した放射線技師が撮影すること
仕様基準
正直これを記憶しないといけない意味がちょっとわからない。
品質管理するときはマニュアル見て
範囲内に収まってるか確認しながらやるから
この数値を詳しく覚える必要性がちょっと、、、
でも試験に出るから仕方ないです。
覚えます。
インバータ式高電圧装置を備える
AECを備える
移動グリッドを備える
管電圧の表示精度:±5%以内(24~34kV)
再現性:変動係数0.02以下
光照射野とX線照射野のズレ:周辺のズレはSIDの2%以内
焦点サイズ:公称0.3mmの時0.45×0.65以内
線質(圧迫板無し):(測定管電圧/100)≦HVL(mmAl)※HVL:第1半価層
線質(圧迫板有り):(測定管電圧/100)+0.03≦HVL(mmAl)<(測定管電圧/100)+C
(C:ターゲット・フィルタで異なる)
圧迫厚の表示精度:100~120Nのとき±5mm以内
圧迫圧の表示精度:±20N以内
AECの精度 濃度:施設で定めた管理基準値±0.15以内
再現性:変動係数0.05以下
もう頭が痛くなってきました。
終わります。
なんと。
福岡での更新講習会がコロナの影響で中止になってしまいました。
ブログ書いてる最中に知って、やる気急降下中です。
いやいや、まとめておけばまた勉強するときもスムーズだしね。
うん。頑張ろう。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。